
はじめまして 『月』 と言います。
10日程前までは
道端の隅っこに横たわっていたノラネコでした。
この仔との出逢いは今月16日に仕事で廻っていた時のこと、
道路の端っこに何やら小さな丸いものが。
近づいてみると片手に乗りそうな小さな仔猫。
話しかけの声に反応したようで
目ヤニで開かない両目を一生懸命に開けて見ようとしてる。
頭には小さなカサブタもあり少し腫れているようにも・・・
このままココにいたらこの仔・・・
そう思うと、このまま見過ごすことができず
仕事を後回しに小さな体を抱きそのまま病院へ直行。
普段あまり考えることをしない私、
この時ばかりは色んなことが脳内をぐるぐるした。
病院へ連れて行くということは家族として受け入れる!
うちには先住ネコが5匹いる!
5匹も6匹も一緒かっ!
そんなことを考えながら病院での診察が始まるや否や
先生から衝撃の診断が・・・。
『あー、頭、カラスにつつかれてるね』
『腫れてるのは頭の中、膿でいっぱいだからです。
中に溜まった膿ださなきゃ!』
『レントゲンやMRI撮ってみないと何とも言えないけど
今こうして生きてるのが不思議なくらいですよ』
『治療して痛い思いしても良くなる確率は正直低いです、
今どうこうなってもおかしくない状態だからね』
『万が一、良くなっても後遺症が残るかもしれません』
『どうしますか、それでも治療しますか?
安楽死という選択もあります・・・』
という先生のコトバを聞きながら
身体中の震えが止まらなかった。
ウィルス性の目ヤニや、体力低下、
先住ネコとうまくやっていけるのか!どころの問題ではなかった。
頭の中が真っ白になっていきながらも
最後までこの仔を見守ろう!
そう覚悟を決めて治療をお願いしました。
頭を切開してたくさんの膿をしぼり出し
小さな月は悲鳴をあげながらがんばった!
先生曰く、
『やはり頭蓋骨に穴が空いていました、
脳までいってる可能性ありますよ』とのお話でした。
上の写真はその治療翌日のものです。
この時はまだオデコ辺りにも膿が溜まっていて腫れています。
そして月はひとつ目のキセキを起こした
家に帰ってきてからご飯を一生懸命食べ始めたんです。
『あ~、月は生きようとしている!この仔の生命力を信じよう!』
その夜はいろんなことを考えて眠れなかった。
だけど月のキセキはとまらなかった。
毎日膿み出しに通う中、
日毎に元氣になっていく月に先生も驚き
『もしかしたらキズが浅かったのかもしれないね』
『目も見えてるしまっすぐ歩けてる、大丈夫!!』と。
あれから10日あまり、
月は今日も元氣に生きています!!!
とても甘えん坊で人懐っこく、
よく食べ、よく眠り
オモチャで遊ぶのが大好き!ひとときもじっとしていません^^
今日(5/27)の月です↓


後遺症などないことを祈りつつ
先のことは今もわからないけど
月のネコ生が楽しく健やかでありますように…☆
月と出逢う前日、まんまるお月さまを見ました

あまりにきれいだったのでベランダの窓を開けて座り
ずーっと見上げていました。
普段は座って眺めるなんてことしないのに。
今思えば、
『明日、小さな仔猫との出逢いがあるよ...
』
そんなお知らせだったのでしょうか^^
いつどうこうなってもおかしくないと言われたとき
せっかく生まれてきたんだもんね、
名前、何にしようか?と話しかけながら
前日のお月さまをフト思い出し『月』と名付けました。
ラッキー、ツイてるのコトダマもこめて。
お月さまのパワーを分けてもらいながら
月、元氣におおきくな~れ
↓保護から3日目
頭のガーゼが湯上りのタオルのよう^^

↓保護から9日目
ガーゼもカラーも取れキズがカサブタに^^
↓お顔もしっかりしてきました^^

最後まで読んでくださりありがとうございました^^
また月の育ネコ日記載せようと思います
先住5にゃんこと月との新しい生活が始まっています
よかったらまたのぞきに来てください^^
いのちをありがとうღ


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